DHAやEPAの副作用のリスクは?
□ 人によっては消化不良を引き起こすことも
DHAやEPAは健康に良い成分として主にサプリメントから摂取されています。適切な量を正しく使用すれば安全に健康作りをサポートしてくれるのですが、副作用のリスクもあるためきちんと把握した上で用いましょう。DHAやEPAを飲んだからといって必ずしも副作用が起こるわけではありません。しかし、一度に大量に摂取すると次のような副作用が出る場合があります。 まずひとつが、吐き気や下痢です。DHA、EPAともに油ですのでどうしても消化器官が弱っているときに大量に摂取してしまうと消化不良を起こします。これが原因で胸焼けや吐き気、胃もたれ、下痢など消化器官に関係する副作用が起こる可能性があります。
そしてもうひとつが出血したときにそれが止まりにくくなるのも副作用のひとつとして覚えておきましょう。DHAやEPAは血液をサラサラにする働きを持っています。これは血管を丈夫にしたり、ドロドロの血液をサラサラにすることで体調を良くすることが期待できます。しかし一方で、出血した際に血液を固める血小板の働きが弱まってしまうため、ケガをしたときになかなか血が止まらないこともあります。例えば、仕事柄頻繁に傷を負いやすい、虫歯治療や抜歯などをするときには一時的にDHA・EPAのサプリメントは服用を控えたほうが良いでしょう。