DHAは脳の元気をサポートする
□ 情報伝達をよりスムーズにして老化を抑制
私たちがものを考えたり、体を動かすためには脳からの伝達が必要です。脳はおよそ140億個もの神経細胞のかたまりで、これらが相互に作用することで私たちは生活しています。DHAは脳にある神経細胞の膜の中に存在しており、これらがシナプスを経由して神経伝達物質のやりとりを行うことで体の機能を正常にコントロールします。 昔からDHAは脳に良い、勉強や仕事がよりはかどるようになると言われています。これは、DHAを摂取することで神経細胞の膜が柔らかくなり、さらに神経伝達物質の生成量もアップするため脳がより活発になるのが大きな理由です。
また、脳は絶えず機能し続けているため多くの活性酸素が生成されてしまいます。活性酸素とは細胞を傷つけてしまう私たちにとってあまり喜ばしくないものです。体内に侵入したウイルスを退治するなどメリットもあるのですが、老化を進める大きな原因のひとつなので対策をとらなくてはなりません。DHAやEPAには優れた抗酸化作用があり、脳内に発生した活性酸素を除去したり、抑制するのに効果的です。このように、DHAは脳の機能を高めるサポートをしているだけでなく、ダメージから守る役割も果たしています。