EPAの効果、効能

EPAとDHAサプリメントに注目
EPAは1960年代に北極圏に住むエスキモーの健康調査をしたことで発見された脂肪酸です。
エスキモーはアザラシや魚を主食としており、野菜はほとんど食べずに暮らしていますが、心臓の血管障害がほとんど起こらず、健康な高齢者が多いです。
そのため調査が行われたのですが、研究の結果、エスキモーの血中のEPAの濃度がデンマーク人の35倍の高さであることが分かりました。
この事実の発見により、世界中で注目され研究が始まり、その効果や効能が発見されていきました。
エイコペペンタエン酸と呼ばれるオメガ3タイプの不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸は血液をサラサラにし、中性脂肪の低下や動脈硬化の改善、記憶力向上の効果が報告されています。
牛肉や豚肉などの肉に含まれる飽和脂肪酸は様々な疾患との関連が指摘されています。
肉を食べて、飽和脂肪酸が増えているときに、不飽和脂肪酸をとると脂肪のバランスをとることができます。
不飽和脂肪酸は青魚に多く含まれています。
大きな魚には水銀が多く含まれている場合があるので、妊婦は摂取を控えるように言われます。
妊婦以外でも、魚を食べることが少ない人は、EPAのサプリメントをとることがお勧めです。
サプリメントは薬と違い医薬品ではなく、食品として扱われています。
薬は副作用がありますが、サプリメントは基本的に副作用はないので安心して摂取することができます。